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初めまして、鍼灸マッサージ院ゆのはなの湯澤と申します。
僭越ながらまず私がこの職を志した理由、開業に至った想いをお話させていただきます。
私は中学、高校とバスケットボール部に所属しており足首や腰をしばしば怪我していました。私には整形外科医の伯父がおりましたが怪我をするとすぐに伯父の所に行き治療してもらっていました。それを繰り返している内に『人を治す』ということに漠然と興味を持ち始めたのがきっかけです。
まず柔道整復師という国家資格を取得し接骨院に勤めました。柔道整復師は主に捻挫や挫傷などの急性的な怪我に対して施術する仕事ですが、接骨院で働いていると急性的な怪我よりも肩こりや腰痛といった慢性的な症状でお悩みになっている患者様が多いことがわかりました。そういった慢性的な症状の患者様を施術するうちに鍼灸治療にも興味を持つようになりました。なぜなら鍼灸治療は慢性的な症状に対するアプローチを得意とする方法だからです。そこで、私は鍼灸あん摩マッサージ指圧師という国家資格を取得し元々勤めていた接骨院で院長を2年間経験した後退職し、鍼灸治療を更に学ぶ為に鍼灸マッサージ院で勤め始めました。
鍼灸は難しくも奥が深く様々な疾患に効果的だと学びました。ギックリ腰や寝違いなどの運動器の疾患はもちろんアレルギー系、婦人科系、内科系など様々な疾患にもアプローチする事が出来、取り分け自律神経の調整に効果があることが実感出来ました。鍼灸マッサージ院に来院する患者様の症状も自律神経の乱れから起こるものが多かったです。例えば首肩コリですが、これも実は自律神経の乱れ(緊張)から来ていることが多いのです。そういった方の施術を繰り返していくうちに自然と自律神経への理解を深め施術への自信を確固たるものにしました。
また、私事ですが2021年10月に娘が生まれました。第一子となる娘でとても愛おしく感じ幸せな日々を過ごせています。ただ、それと同時に子育ての大変さも痛感しました。全てを娘に合わせなければならないので気持ちとは裏腹にストレス、疲労を感じることが増えました。そして何より育休を取り育児に専念してくれている妻の負担が大きく、元々頭痛持ちでしたがより頻繁に頭痛を訴えるようになりました。薬を飲んでも中々治まらず頑固な頭痛でしたが、私が学び身に着けた知識、技術により改善することが出来ました。それ以降頭痛は自信を持って施術できる疾患になりました。
この業界に入った当初は捻挫のような急性的な怪我を治せるようになりたいと漠然と思っていましたが徐々に心持ちが変化していき、より限定的になっていきました。具体的には子育てで疲れている、慢性症状で苦しんでいる、自律神経が乱れている方々のお身体を楽にしたいという想いです。「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、まさしくその通りで、話に聞いていた以上に育児というものは心身ともに大変なものだと身に染みております。だからこそ同じ様な境遇にいる方々の身体のケアをさせて頂ければという想いで当院を開院いたしました。
ご縁があれば全力でお手伝いさせて頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。
鍼灸マッサージ院ゆのはな
湯澤 俊紀